2024年の生うにの販売は終了しました
次回は来年の5月頃の予定です。しばらくお待ちください。
2024年収穫分の天然ウニを使用した
『焼うに』『塩うに』は引き続き販売中です!
ぷりぷりで甘みたっぷり!
ウニ本来の美味しさをお届けします!
親潮の恩恵を受け、天然のわかめや昆布が生い茂る岩手県沿岸。美味しいウニが育つために欠かせないウニの食べ物である海藻がふんだんにあります。産卵前にしか味わえない身が大きく甘みたっぷりのキタムラサキウニをぜひご堪能ください。
「生ウニ」商品人気ランキング
今年も、赤白2種類の生うに
ウニのことを「カゼ」とも言います。
キタムラサキウニは黒カゼ、バフンウニは白カゼというふうに。
見た目だけでなく、味わいにも違いがあります。
バフンウニ(赤)
水揚げ期間が短いためご注意ください。
とげが短く茶色い殻の色をしているのがバフンウニです。身は小ぶりですが甘みが強く、濃厚な味わいで、水揚げ量が少ないため希少性も高いウニです。濃厚ですが、後味はすっきりしています。岩手では少量しか獲れませんが、昨年は大変ご好評いただきました。
【お届けについて】
・水揚げが不定期なため到着日のご指定ができません。あらかじめご了承ください。
キタムラサキウニ(白)
とげが長く黒い殻なのがキタムラサキウニです。身が大きく、あっさりとした上品な甘さが特徴で後味もすっきりしています。濃厚さはバフンウニにも負けません。身が大きく、お寿司屋さんなどで使われることが多いようです。
【お届けについて】
・水揚げが不定期なため到着日のご指定ができません。あらかじめご了承ください。
良質な海藻をたっぷり食べていること
岩手は、エサとなる海藻に恵まれた海域です。
北からくる寒流の親潮は、海の生物にとってまさに恵みの潮流です。様々なミネラルを始め栄養分に富んでいて膨大な量のプランクトンを産み出しています。ワカメやコンブなどの海藻類も親潮が来なければ成長できません。
岩手県沿岸は天然のワカメとコンブの両方が生い茂る、日本全体で見ても大変めずらしい地域ですが、それは海の海水温が海藻の生育に最適な水温であることと親潮の恵みからです。このようにして立派に成長した良質の海藻を食べて岩手県沿岸のウニは育っていきます。
大きく育った甘いウニを見分けるコツ
普段私たちが食べているウニの黄色い身はウニの生殖巣になります。それゆえにウニの身はデリケートで繊細。取り扱いを一歩間違えると美味しさを失ってしまいます。 キタムラサキウニは海水温が高くなる9月~10月に産卵期を迎えます。産卵前の5月から7月に産卵に向けて餌をたくさん食べることでウニの身が大きく甘くなっていきます。
ウニは雑食で岩などを食べることもあるのですが、そういうウニは身が痩せていたり、茶色がかっていて味もよくありません。海藻の中でも、良質な昆布を食べているウニはきれいな黄色で味も濃厚です。
最高鮮度の【天然うに】は、こうしてお届けします。
漁
午前4時、いっせいにスタート
午前4時。ウニ漁は週に2日間、早朝の4時間だけ。うっすら夜が明けて真っ赤に朝焼けを帯びる頃、いっせいに60隻ほどの船がも港を飛び出します。
ウニ漁は場所で決まります
ウニの良し悪しはエサで決まりますから、よいポイントを目指すのが腕の見せ所。おいしい昆布の根元にいるウニを探して皆余念がありません。様子をみながらポイントを移動していきます。 「箱めがね」をのぞきこみながら、長い竿の先に網がついた「タモ」を使って地道に獲ります。波が高いと水がにごり、モヤがかかって水中が見えにくいこともありますし、小さな船なので波が高い日は危険なことも。ウニ漁は天候にも左右されます。
殻むき
浜へ戻ると、手作業で丁寧に身を取り出して選別
浜に戻ると、各自で殻から身をとりだします。手作業で一つ一つ取り出した身から、ワタが外されて市場へ出回る姿となります。塩水は温度が低いため作業は夏でも体が冷えますが、身崩れさせずにウニの鮮度を維持できます。素早く作業し、品質基準をクリアしたものを選別していきます。
名人の獲るウニは、ワタまで絶品
こちらは浜で名だたる名人チーム。
ウニ漁歴40年の大ベテランともなると、あざやかに手の上で割ります。
最初にウニの口をとってその後2つにわります。その際にウニの身は5つありますので3対2になるように割ることで身割れを防ぎます。なかなか初心者の私には難しい熟練の技です。
おいしいウニはワタをとる時にもわかります。とろ~っと透明な液体がしたたるワタがついたウニは極上品。エサである海藻の栄養と旨味がぎゅっと詰まっています。ワタだけ食べてみるとウニの味、いえ、ウニよりも濃厚な磯の香りがしますよ。漁師さんの中には、お茶漬けにするために、このワタを持ち帰る人もいるほどです。
ミョウバン不使用、塩水漬け
ミョウバン不使用、自然生息の“天然ウニ”を
そのままの味でお届けします。
ウニが嫌いという方はたいてい「薬の匂いがするから」とおっしゃいます。
お寿司やさんやスーパーでは、ミョウバンという食品添加物に漬けたウニが多く使われるからでしょう。生うにはそのままですと数日経つと溶けてしまいますので、ミョウバンが使われますが、苦みや匂いがします。当店では、海で獲った直後の自然な味の生うにを味わっていただくために「塩水漬け」でお届けします。
口の中で溶けていく深い甘みは上品でクセになります。水気をきってお召し上がりください。
ヤマキイチでは、一度漁協に出されたウニをの中から色や形などを厳選して仕入れております。その日のうちに皆様に発送しています。
やはり新鮮な状態が一番美味しいですので、届いたらなるべくお早めにお召し上がりください。