焼きホヤは、ホヤをグリルや網焼きなどで焼いて調理する料理です。焼くことでホヤの香ばしさが引き立ち、独特の風味と食感を楽しむことができます。以下に、焼きホヤの基本的なレシピとポイントを紹介します。
鮮度の良いホヤが手に入ったらぜひお試しください!
鮮度の良い「冷凍ほや」にもおすすめです。
ホヤの網焼き
切って、焼くだけです。
塩や醤油、柚子胡椒などをつけてお好みでどうぞ。
レモンやカボスなど、爽やかな柑橘系を絞ってもさっぱりいただけますよ。
ホヤの独特の風味はありますが、かなり食べやすくなります。
材料
- 新鮮なホヤ:適量
- 塩:少々
- レモンやカボス:適量(絞り用)
- 醤油やポン酢(お好みで)
作り方
- ホヤを軽く洗い、汚れや付着物を取り除きます。ホヤの殻を開け、中身を取り出します。内臓を取り除き、食べやすい大きさに切ります。
- ホヤの身に軽く塩をふり、下味をつけます。15分ほど置いておくと、余分な水分が抜けて味が凝縮されます。
- グリルや網焼き器を予熱します。強火で熱々にしておくと、ホヤが素早く焼けて香ばしくなります。
- ホヤをグリルや網の上に並べ、両面を焼きます。片面が焼けたら裏返し、もう片面も焼きます。焼き時間は各面2〜3分程度が目安です。ホヤに焼き目がついたらOKです。
- 焼き上がったホヤを皿に盛り、レモンやカボスを添えます。好みで絞って食べると、さっぱりとした風味が加わります。醤油やポン酢を少量かけても美味しくいただけます。
ポイント
- 焼きホヤを美味しく仕上げるためには、鮮度の良いホヤを選ぶことが重要です。透明感があり、弾力のあるものを選びましょう。
- ホヤは火が通りやすいため、焼き過ぎないように注意します。中まで火が通り、外側がカリッと香ばしくなる程度がベストです。
- シンプルに塩だけで焼く以外にも、焼く前に醤油や味噌を軽く塗ることで、風味を変えることができます。ニンニクや生姜を加えても美味しいです。
焼きホヤは簡単に作れる上に、ホヤの独特の風味を楽しむことができるので、新鮮なホヤが手に入った際にはぜひ試してみてください。
串焼きもおすすめです。丸まらずに上手に焼けます。
酒で焼く(ほや+日本酒)
こちらはフライパンで焼く方法です。
生ですとプルプルみが柔らかいのですが、お酒を振り入れて焼くと身が締まり、歯応えが出ます。
調味料は日本酒のみです。磯臭さが苦手な方は、お酒を多めに入れてみてください。
生では香りが強い部分も、いい塩梅に食べやすくなりますよ。
引き締まった食感と旨みがクセになりそうです。
作り方
- フライパンに油を引く
- 適当なサイズに切ったホヤの身を入れて強火で加熱する(ホヤのエキスがジュワッと出てきます)
- 日本酒(または料理酒)をお好みの分量入れて焼きます
- 中まで火が通り、表面に少し焦げ目がついたら完成です
ポイント
- オレンジや茶色い部分は、独特の香りや苦味が強いので、生の場合は取り除く部分なのですが、
このようにお酒を多めに焼くと、一瞬苦味を感じるものの、それが逆に良いアクセントに感じられます。少し焼けた焦げたお味噌のような香ばしさもあって食べやすいです。 - 焼き加減はレアでも召し上がれます。
- 水分を飛ばしたくない場合は、蓋をして焼けば「ホヤの酒蒸し」になります。
写真では少し硬そうに見えますが、硬くはありません。
暖かいうちに食べると格別です。
もちろん、お酒のおつまみにぴったりです。
ホヤのバター焼き
バターを加えて焼くと、マイルドで美味しいホヤのバター焼きの完成です。
生でもおいしいホヤなので、レアでも召し上がれます。
しっかり水分を飛ばすくらい焼いても、香ばしさを味わえますよ。
今回は貝殻の上で焼きましたが、もちろんフライパンでも調理できます!
作り方
- ホタテの貝殻にホヤの切り身を入れ、火にかけます。
- ジュワジュワっとホヤのエキスが溢れてくるので、すぐに日本酒を大さじ1入れ、ゆっくり両面焼く。
- エキスが落ち着いたらバターを入れて、30秒ほど加熱して火を止める。
分量やタイミングは、様子を見ながらお好みで調節をしてください。
(今回はエキスがまだ残った状態で完成にしました)
以上、焼きホヤのご紹介でした。
色々なアレンジができそうですので、新鮮なホヤが手に入った時にはお試しください。