三陸の海の幸の本当の美味しさをご賞味ください!
数あるあわびの中でも最高級品とされる三陸産天然の「エゾアワビ」。手つかずの自然が残る三陸は山の養分がそのまま海に入り込み豊かな海産物を育てます。この恵まれた環境で育ったあわびだからこそ、深い味わいになります。こだわりの店「ヤマキイチ」が自信を持ってオススメする逸品です!
美味しさの秘密 その1 エゾアワビは旨みが凝縮しています!
あわびの中でも最高級品といわれる三陸産の「エゾアワビ」。 エゾアワビは他のあわびと比べると小ぶりなのが特徴です。 寒さが厳しい三陸地方は他の地域よりも水温が低いためあわびの成長が遅く、10cm位になるまでにおよそ4年~6年程かかります。 ですがその分、身が引き締まり、旨みが凝縮したあわびが育つと言われています。三陸の海でゆっくりと時間をかけ、栄養を蓄えながら大きくなったエゾアワビは、身の締まりが良く、コリコリとした歯ごたえが特徴です。
美味しさの秘密 その2 エゾアワビの美味しさの秘密は餌です!
中華料理でも最高級品の1つとして三陸産のエゾアワビがよく使われています。 しかしどうして三陸産のエゾアワビが数あるあわびの中で最高級品と言われるのでしょうか?その秘密はあわびの餌です! あわびは1cm位までは、岩に付着している水ゴケ(けい藻)を食べて大きくなりますが、その後はこんぶやわかめなどの海藻類を餌にして育ちます。深い入り江で山が海の目前まで迫る三陸海岸は、山水が森のミネラルを海にたっぷり運び豊かな海産物を育てま す。わかめ、こんぶなどの海藻類もその1つで、ミネラルをたっぷり含んだ三陸産の海藻類は、世界の中でも最高品質と言われています。
美味しさの秘密 その3 三陸のわかめや昆布は旨み成分の宝庫!
あわびの餌の中でもこんぶには、グルタミン酸という「旨み成分」が豊富に含まれています。 実はこんぶは寒流系の海藻なので、水温が温かいところでは生育できません。現在は養殖技術が発達したため、日本のどこの海でも養殖ができる様になりましたが、天然の昆布が生い茂っている海は岩手、北海道、青森、と宮城の北部だけです。つまりこんぶを餌にして成長出来る天然のあわびはその地域だけになります。 濃厚な旨み成分を持つ昆布を餌にして、時間をかけて育った三陸のあわびはそれゆえに美味しくなるのです。 漁場にも恵まれ、岩手はあわびの漁獲量日本一です!
美味しさの秘密 その3 荒波の中で水揚げされるあわびは絶品!
この地区伝統の「カギ取り」(船上から長い竿の先にカギを付けて海底にいるあわびを採る方法)であわびを採ります。 釜石ではあわび漁は1年でわずか2ヶ月間、毎年11月~12月に行われますが、この時期はシケが多く、漁に出られる日は10日前後しかありません。 しかしあわびは水温が冷たいこの時期に一層身が引き締まり、一段と美味しくなるといわれています。 三陸の冬の荒波の中で採られた貴重な「エゾアワビ」を、水揚げ直後と変わらない活き たままの状態でお届けします!
活きているからこそ見極めが難しい活きアワビ
水揚げされたあわびの中には傷あわびというものがあります。 傷あわびとは船上から長い竿の先にあるカギであわびを採る際に、誤って貝殻の一部、 あるいは貝殻が全部剥がれてしまったあわびのことを言います。 もちろん傷あわびは、水揚げ後に省かれ、商品価値のほとんど無いものになります。ですが中には、見た目は普通のあわびと変わらなくても、あわびの身の部分の損傷が激しかったり、あるいは肝の部分が傷ついてしまっているあわびもあります。それらのあわびは水揚げ後数時間は生きていますが、やがて死んでしまいます。
あわびの習性を知ることの大切さ
あわびはホタテに比べ環境の変化には、はるかに強い活き物です。ですがそれでも水揚げ後の環境の変化により死んでしまうあわびもあります。 活きた状態であわびをお届けするにはコツがありますが全てのあわびに当てはまる訳ではありません。活きているからこそ例外もあります。大切なのはあわびの状態をその都度確認して、状況に合わせた対応を取ることです。ホタテと同様にあわびの気持ちになって考えることが大切です。
その1 日本人にとってあわびとは?
あわびの歴史は大変古く、縄文時代の遺跡からも殻が出土して、古くから日本人の食料であったことが推定されています。栄養価が高く、朝廷への貢物として、あるいは武家の出陣・帰陣の際の祝いの食べ物として重宝されてきました。伊勢神宮では、2000年の長きにわたって神前にお供えしています。江戸時代には長生きの印としても重宝がられ、慶事の際に高級な贈りものとして用いられるようになりました。
その2 のしの原型はあわびです!
私たちが祝い事の際に利用する「熨斗(のし)」ですが、正式には「熨斗鮑(のしあわび)」といいます。この熨斗は伊勢神宮へ熨した(伸ばした)鮑を神事の際に納めた事が始まりと言われています。現在でも慶事などで使用する熨斗紙の右上にある模様は、アワビを熨した(伸ばした)ものを包んでいる様子を表しています。 したがって、熨斗は伸ばす(延ばす)の意味に通じ、縁を延ばす、喜びごとを延ばす、命を延ばすという願いが込められています。年に一度の贅沢に、あるいはお祝い事全般や大切な方の健康を願って、三陸産の「エゾアワビ」をぜひお選びください!
商品にアワビの剥きヘラと捌き方のご説明書を同梱しております。下の写真のような手順であわびを殻から外して下さい。あわびを初めてさばく方も手順通りに行えば簡単にさばけますのでご安心ください!
あわびの捌き方
商品に同梱包してあります当店のあわび専用のむきヘラをあわびの身と殻の間に入れます。
ヘラを奥まで入れると貝柱と殻がくっついている場所がわかります。殻に沿ってヘラを奥まで差し込み殻と貝柱をはがします。
途中まではがれたら、あとは手でもはがせます。肝の部分を傷つけないように殻から取り出します。
貝柱から肝の部分をはがします。手ではがれない場合には、ヘラや包丁で切りながら取ります。あとはお好みの調理方法でお召し上がりください!
三陸の海の恵みを一身に受けたあわびをお好みの調理方法でお召し上がりいただく。これこそが当店は一番の贅沢だと思っています。三陸産のエゾアワビの本当の美味しさをぜひご賞味ください!